摂食障害ありがとう。

摂食障害を通しての気づきを綴る。

働くこと

体調崩して一ヶ月間働かなかったんだけれど、その時に働く意味を考えるようになった。

最初始めたバイトは、みんながやっているからっていう理由。

次は、居酒屋で働いてみたかったから。

次は過食回避のために時間を潰すためだけに。

次は、体調良くなったしみんな掛け持ちで働いてるからそろそろ掛け持ちしないとっていう理由。

 

みんなと比べ、悲観し、自分はこのままじゃダメだと思って始めたバイトは、正直うまくいかなかったかな。ここで働きたい、そう最初から思えた居酒屋のバイトだけ続けられた。

 

働いていることは私の中で生きている上での大前提であって、でもそれは働くことについていい考えを持っているわけじゃなくて、ただみんなが働いているから。ただそれだけ。

 

働かなかった時間はは一つの私の前提を壊すことであり、枠から飛び出せた大きな進歩だった。おかげでしっかりと働くことについて、見つめ直すことができた。

 

多分、施設で農作業をする生活や、引きこもり、摂食障害での入院生活を経験したから言えることだけれども、社会に出て、人との関わりで得られる幸せとパワーがすごいってこと。

 

それも、直接的に、人と関わる。

人と関わることが、例え、習い事やお買い物であれパワーになるのは変わりはないが、働く上で 人と関われば、それがお客様や同じ会社の仲間になる。

 

自分が役に立っていると感じ、この世界での存在意義を実感する。

仲間と築きあう雰囲気や時間がこれほどに楽しく幸せなものだと実感する。

初めてあったばかりのお客様だけれど、素敵な人ばかりで世の中の温かさを実感する。

 

前に働いていた居酒屋で、働く楽しさを教えてもらえたんだと思う。

事務職もしたけれど、私は表でお客様と触れ合うことがあっていたと思う。

 

まだまだ病気のこと考えて余裕がなくて、狭い世界でしか自分を捉えることができないけれど、たくさんの人と話して、少しでもいろんな価値観や世界観に触れたい。

お客様にその場でいい時間を提供して、ありがとうって言ってもらえたら嬉しい。

 

もうみんなと比べることをやめて、私が幸せを実感できる居酒屋でまた、働こうと思う。ちゃんと誇りを持って、居酒屋で働いています。って言えるようになりたい。

 

もちろん、今は、の話だけれど。

アルバイトだけれど。

 

それでも、今やりたいと思うことに、全力を費やそう。